震災から時間が経過していく中で、福島の魅力を身近に感じてほしい。知ることからはじまる福島のワクワク感を創出したい。そんな思いから、福島の魅力を6秒で表現しました。こちらは全25本をまとめた総集篇です。楽しみながら、もっと 知って ふくしま!
会津地方の郷土玩具「赤べこ」をモチーフにした寄藤文平氏作のオリジナルキャラクター「ベコ太郎」。ふくしまの魅力発信への思いを伝えます。
会津地方の郷土玩具「赤べこ」をモチーフにしたキャラクター。「ふくしままっぷ」のナビゲーターも務めています。ここだけの話、実は着ぐるみ。
ふくしまは横に広くて、形がオーストラリア大陸に似ています。実は、ふくしまのキャッチコピー「うつくしま、ふくしま」の、うつく「しま」はオーストラリア大陸に形が似ているところから着想を得たのだとか。
ふくしまの総面積は13,783平方キロで、北海道、岩手県に次いで全国第3位の広さなんです。ちなみに、東西は約166キロ、南北は約133キロあり、東西の端から端まで車で5時間程度かかるとも言われています。ふくしま広い!
ふくしまの天気予報は、なんと縦3分割で伝えられます。これは、縦3つに分断されるほど高い山脈があり、気候や歴史文化にそれぞれの特色があるから。ふくしまが「知るほどたのしい」理由のひとつです。東から浜通り、中通り、会津地方と呼ばれています。
福島県の鳥、キビタキをモチーフにしたキャラクター。撫でると幸せになれると言われています。ちなみに、好きな食べ物は桃。特技はキビタン体操、キビタンダンス、合唱。元気いっぱいです。
ふくしまの方言で、「ぶんず色」とは「くすんだ紫色」のこと。プールを上がった後の友達に「唇ぶんず色になってるよ」と言ったりします。プールじゃなくても寒いところにいると、唇ぶんず色になりますよね。
「さすけねぇ〜」は、「だいじょうぶ」「問題ない」という意味の方言。「転んで擦り傷できたけど、これくらいさすけねえ」というような使い方をします。また、「失恋なんてさすけねぇ〜」のように、ドンマイ的な意味で使われることも多くあります。
ふくしまでは、温泉玉子を「ラジウム玉子」と呼んでいます。これは、キュリー夫妻がラジウムを発見した後、日本で初めてラジウムが発見されたのが、飯坂温泉であることにちなんでいるとか。トロッとしたラジウム玉子は消化が良く滋養効果も満点!
ふくしまには、喜多方を中心に朝からラーメンを食べる、朝ラーの文化があります。そのため、朝9時前にオープンするラーメン屋さんも結構あります。ふくしまのラーメン屋さんには早起きの人が多いかも…。
ふくしまでは、スーパーで馬刺しが買えます。特徴は、辛子にんにく味噌をつけて食べるところ。上品な味わいの赤身に、300年以上の歴史を持つ辛口の会津味噌がとっても合うのです!
お正月が終わったら起こる「余ったお餅問題」。ふくしまでは、凍らせて、干して、凍しみ餅にします。冬の間にたくさん作った凍み餅を、農作業で忙しい春の休憩時間にみんなで食べるのが習慣でした。江戸時代、天明・天保の大飢饉の頃から作られていたようです。
お箸の代わりに長ねぎをまるごと一本使って食べる大内宿名物の「ねぎそば」。これは、切ることが縁起が悪いからという説や、お椀にねぎを挿して子孫繁栄を願う風習が元になったという説などがあるようです。諸説ありますが、見た目のインパクトはすごいですよね!
築地市場の時代から高く評価されてきた「常磐じょうばん」もの。おいしさの理由は福島県沖の海が、北からの寒流(親潮)と南からの暖流(黒潮)がぶつかる「潮目の海」になっていること。たくさんの生き物が共存する豊かな海で水揚げされた魚は、とっても美味なのです。
ふくしま県民が「おいしい!」と感じる桃は、しっかりと歯ごたえのある桃だったりします。ふくしまの桃、一度食べたら病みつきになるかも。
日本三大民謡にも数えられる「会津磐梯山」は、なんと!162番まであるのです…(長すぎ)。現在知られている「会津磐梯山は宝の山よ~♪」で始まるのは21番なのだそう。
1,000年以上の長い歴史がある相馬野馬追そうまのまおい。打ち上げられたご神旗を、500騎以上の騎馬武者たちで奪い合う神旗争奪戦の様子はまさに戦国ドラマ!昭和53年には国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
馬(走り駒)が9頭描かれている焼き物、大堀相馬焼おおぼりそうまやき。馬が9で「うまくいく」という縁起を担いだところから。約300年の伝統を誇る陶器で、昭和53年には通商産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されました。
「白河だるま」は全国に知られる縁起物。顔をよく見ると、「まゆは鶴」「ひげは亀」「耳ひげは松と梅」「あごひげは竹」になっていて、鶴・亀・松・竹・梅が描かれています。まさに幸運全部入りの福々しいだるまなのです。
高柴デコ屋敷発祥の「三春駒」は、日本の年賀切手に、十二支の郷土玩具としては初めて採用された民芸品。直線でつくられた造形と色鮮やかな紋様が特徴です。ちなみに、黒駒が安産・子育てのお守り、白駒が老後安泰・長寿のお守り。2つで一生のお守りになるそうです。
「べこ」は、ふくしまで「牛」のこと。赤べこは、ゆらゆらゆれる首に愛らしい顔立ちで親しまれる、会津の民芸玩具。赤い色は厄除けになると言われ、特に赤べこを持つ子どもは、災難から逃れられると伝えられています。
鶴ヶ城には、国内でも珍しい幕末時代の「赤瓦」をまとった天守閣があります。鉄分を多く含んだ釉薬ゆうやくを施すことで、積雪が多く気温が低い会津の気候でもひび割れない赤瓦。また、天守閣のしゃちほこの瞳には、2カラットのダイヤが埋め込まれています。
いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」の中には、なんとお寿司屋さんがあります。これは、命に感謝する意味のほか、世界人口の増加と海洋資源の持続についても考えるという、水族館からのメッセージ。お寿司屋さんでは資源量の安定したネタを中心に提供しています。
サッカー日本代表のトレーニングキャンプをはじめ、あらゆるスポーツの大会に利用されてきたJヴィレッジ。震災以降は休業していましたが、2018年7月より再スタート。実はホテルもあって、誰でも泊まることができるんです。ぜひ家族旅行でもJヴィレッジにお越しください。
「福島に桃源郷あり」と言われる花見山。春になると桜はもちろん、白、ピンク、黄色など、色とりどりの花が咲き乱れる美しい光景が広がります。もとは大正15年、農業を営む方が養蚕の傍ら花を植えたことがはじまり。時間をかけて少しずつ、花が増えていったそうです。